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ファクタリング 2019.10.28

二社間ファクタリング と三社間ファクタリングについて

二社間ファクタリング と三社間ファクタリングについて

ファクタリングには二社間ファクタリングと三社間ファクタリングの二つの契約形態があります。
ここでは、二社間ファクタリングと三社間ファクタリングの簡易的な説明をさせて頂きましてそれぞれのメリット、デメリットをご紹介させて頂きます。

まずは二社間ファクタリングから解説いたします。

二社間ファクタリングとは?

二社間ファクタリングとは個人事業主様とファクタリング会社の二社間で行うファクタリング契約です。
個人事業主様がファクタリングに売掛先企業の売掛債権を売却してファクタリング会社が個人事業主様に買取金額をお支払いします。
売掛先企業様から個人事業主様に売掛債権の支払いがあったら個人事業主様はファクタリング会社に売掛債権の金額をお支払いして一連の二社間ファクタリング契約が完了します。
下記が簡単にまとめた、二社間ファクタリングの流れです。
①個人事業主様からファクタリング申し込み
②ファクタリングの審査完了後に個人事業主様とファクタリング会社で契約
③売掛債権の買取額をファクタリング会社から個人事業主様へ振込
④売掛先企業様から個人事業主様へ売掛債権の支払いがあり次第、売掛債権の金額をファクタリング会社にお支払い

以上が二社間ファクタリングの簡単な流れです。
次に二社間ファクタリングのメリットデメリットについて見ていきましょう。

二社間ファクタリングのメリット

①売掛先企業に知られることなくファクタリング契約できる
二社間ファクタリングは、個人事業主様と売掛先企業様の二社間で行うファクタリング契約です。三社間ファクタリングと違い売掛先企業様への通知や承諾が必要ないため、売掛先企業様に知られることはありません。

②即日対応が可能、資金調達までのスピードが早い
二社間ファクタリングの場合、三社間ファクタリングとは違い売掛先企業様への通知や承諾が必要ないため、個人事業主様の事業情報や売掛債権の信用度が高ければ即日調達も可能です。

二社間ファクタリングのデメリット

①手数料が割高
二社間ファクタリングの場合、ファクタリング手数料が三社間ファクタリングと比べて割高になっています。二社間ファクタリングの手数料相場は10%から30%に対して三社間ファクタリングの手数料相場は1%から15%です。
二社間ファクタリングの場合、ファクタリング会社から見れば売掛債権の未回収リスクが高いため必然的にファクタリング手数料も高くなります。
②審査に通りづらい
二社間ファクタリングは三社間ファクタリングと比べた場合、審査に通りづらい傾向があります。それは、先ほどもご説明した通り、ファクタリング会社からすれば売掛債権の未回収リスクが有るからです。

三社間ファクタリングとは?

三社間ファクタリングとは、個人事業主様、売掛先企業様、ファクタリング会社の三社館でファクタリング契約を行います。個人事業主様からファクタリング会社にファクタリングの申し込み後、ファクタリング会社から売掛先企業様に債権譲渡の通知と承諾をもらいます。また、売掛債権は個人事業主様ではなく売掛先企業様からファクタリング会社に支払われます。
三社間ファクタリングの流れを簡単にまとめると
①個人事業主様からファクタリング会社にファクタリングの申し込み
②ファクタリング会社から売掛先企業様に債権譲渡の通知と承諾をもらう
③個人事業主様、売掛先企業様、ファクタリング会社で三者間の契約を締結
④売掛債権の買取額をファクタリング会社から売掛先企業様へお支払い
⑤売掛債権の入金期日までに売掛先企業様からファクタリング会社に売掛債権のお支払い

以上が三社間ファクタリングの簡単な流れになります。
次に、三社間ファクタリングのメリット、デメリットについて見ていきましょう。

三社間ファクタリングのメリット

①ファクタリング手数料が安い
二社間ファクタリングと比べて三社間ファクタリングは手数料が安いです。三社間ファクタリングの相場は手数料が1%から15%です。手数料が安い理由は、売掛先企業様を契約に絡めることにより売掛債権の未回収リスクが極端に低いからです。
②ファクタリング審査に通りやすい
三社間ファクタリングは二社間ファクタリングと比べるとファクタリング審査に通りやすい傾向があります。それは、ファクタリング会社が1番気にしている売掛債権の未回収リスクが極端に低いからです。

三社間ファクタリングのデメリット

①資金調達までに時間がかかってしまう
三社間ファクタリングは売掛先企業の承諾が必要なため二社間ファクタリングと比べると資金調達までの時間がかかってしまいます。即日調達というのは現実的に難しいと言えます。
②売掛先企業にファクタリングの事実を知られてしまう
三社間ファクタリングの場合、売掛先企業にファクタリングの事実を知られてしまいます。
ファクタリングをしているということは、資金繰りに問題があると判断されがちなので個人事業主様の信用低下に繋がります。

以上が三社間ファクタリングのメリットデメリットです。

🔳まとめ
二社間ファクタリングと三社間ファクタリングのメリットデメリットはお分かりになられましたでしょうか?
メリットとデメリットをきちんと理解した上でどちからのファクタリングをご選択ください。