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ファクタリング 2020.05.28

ABL(売掛債権担保融資)とファクタリングの違いについて

ABL(売掛債権担保融資)とファクタリングは、どちらも同じ売掛債権を取り扱う資金調達方法です。
そのため、混同されてしまう方は多くいらっしゃるかと思います。
今回は、ABL(売掛債権担保融資)とファクタリングの違いについて解説していきたいと思います。
どちらも個人事業主様に対応している資金調達方法ですので、資金調達にお悩みの個人事業主様は是非、ご参考にして頂ければ幸いです。

ABL(売掛債権担保融資)とは?

ABL(売掛債権担保融資)とは、「アセット・ベースト・レンディング」の略称です。
その名の通り、売掛債権を担保として融資を受ける資金調達方法です。
つまり不動産資産などを持たない個人事業主様でも融資を受けられます。
ですが、融資である以上、負債に該当致しますので貸借対照表には記載されます。
また、償還請求権も存在します。
万が一、売掛先企業様が倒産してしまい、担保にしていた売掛債権が回収不能になってしまった場合には、お客様が責任を負わなければいけません。

ファクタリングとは?

ファクタリングとは、「売掛債権の買取サービス」です。
個人事業主様がお持ちの売掛債権をファクタリング会社が買取ることにより、入金期日前に早期資金化ができます。
つまり、入金のタイムラグをなくすことができますので、入金前に支払いが多く先行している場合などにおすすめの資金調達方法の一つです。
また、ファクタリングは借入ではありませんので償還請求権がありません。
万が一、売掛先企業様が倒産してしまい、売掛債権が回収不能になってしまった場合でも、お客様が責任を負う必要はありません。

ABL(売掛債権担保融資)とファクタリングの違い

前項でお伝えした通り、ABL(売掛債権担保融資) は融資を受けることによる資金調達方法、ファクタリングは、売掛債権を早期資金化することによる資金調達方法です。
そのため、以下のような違いが発生します。

審査基準の違い

ABL(売掛債権担保融資)は、融資である以上、お申込みをした自社の信用情報が問われます。
業績が悪化していて赤字決算だったり、税金を滞納している場合ですと、まず審査に通ることは難しくなってしまいます。
ですが、ファクタリングの場合、買取った売掛債権がしっかり回収できるかどうかを重要視して審査をするため、赤字決算や税金を滞納している方でも審査に通ることが多いです。

資金調達までにかかる時間

ABL(売掛債権担保融資)は、融資である以上、審査に時間がかかってしまいます。
審査から資金調達まで平均1ヶ月程度となります。
ですが、ファクタリングの場合は、融資ではなく「売掛債権の買取サービス」ですので、審査書類に不備がなければ最短即日で資金調達ができます。

資金調達額の違い

ABL(売掛債権担保融資)は、売掛債権の評価が高ければ高い程、融資額は大きくなります。
ですが、ファクタリングの場合、売掛債権の買取ですので、売掛債権以上の金額は調達できません。

まとめ

ABL(売掛債権担保融資)は融資による資金調達方法、ファクタリングは売掛債権の早期資金化による資金調達方法です。
大きい金額での資金調達をご希望の場合、大手企業などの信用情報が高い売掛債権をお持ちでしたら、ABL(売掛債権担保融資)。
入金前に支払いが多く先行しており、早急に資金が必要な場合はファクタリング。
上記のように使い分けるのがおすすめかと思います。
当サイト、個人事業主ファクタリング.comでは厳選したファクタリング会社様を掲載しております。
ファクタリングでの資金調達をご検討中の個人事業主様は、是非、ご参考にして頂ければ幸いです。