経営者必見!ノンバンク系ビジネスローンのデメリット3つ!
申し込みやすい資金調達先としてノンバンクがあります。
銀行とは異なり、柔軟な審査を行っていることでも知られていますよね。
そのノンバンクでは法人や個人事業主に向けてビジネスローンを提供しています。
利用を計画している方も多いのではありませんか?
しかしいくら敷板が低いからと言ってデメリットがないわけではありません。
注意しなければならないところもたくさんあるのです。
この記事ではノンバンク系ビジネスローンのデメリットについて詳しくお伝えしますね。
デメリット1つ目~業者の信用度が低い~
安全性という面で問題があります。
もちろん基本的にほとんどのビジネスローンを行っているノンバンクはまっとうなところです。
貸金業登録をしているので、非合法的な金利が発生することはありません。
違法な取り立てが実施されることもないのです。
しかし闇金業者が紛れ込んでしまっていることも事実です。
あまり名の通っていない業者を利用してしまうと大変なことになってしまうかもしれません。
いくらお金が足りないからといって闇金を利用してしまうと、年間数千%の金利が発生することもあります。
数千%の金利となると、いくら少額の借り入れであったとしても支払いきれるものではありません。
取り立ても脅迫のようなカタチになってきてしまいます。
深夜や朝方に電話がかかってきたり、家にまで取り立てにきて家族を脅したり、といったケースも報告されているのです。
闇金業者を見抜く方法としては、金融庁のホームページで貸金業登録を確認することです。
登録している場合には金融庁のデータベースに載っているはずです。
もしも掲載されていなければ「貸金業登録をしていない=闇金業者」ということ。 絶対に利用しないでくださいね。
デメリット2つ目~融資額が低い~
ノンバンクは資金力がありません。
なので高額の融資には対応できないのです。
銀行系ビジネスローンと比較するとよく分かるかもしれません。
銀行系ビジネスローンは、数百万円から数千万円程度まで対応していますよね。
資金力があるので、高額の融資もできるのです。
でもノンバンクは資金力がないので、1件あたりの融資額も低めに設定されています。
数十万円から100万円程度にしか対応していないところもあるのです。
ではなぜそれだけの差があるのでしょう?
実はそれぞれの業者の資金調達の方法に影響を受けているのです。
銀行はどのように資金調達をしていると思いますか?
預金を受け入れていますよね。
多くの顧客から膨大な預金を得て、それを運用しているわけです。
そこで預金に抱えるコストはどの程度でしょうか?
現在の預金金利って0.001%から0.01%ですよね。
ほとんどコストを発生させずに銀行は資金調達できます。だから彼らは資金力があるのです。
でもノンバンクは違いますよね。
彼らは銀行ではないので預金で資金調達はできません。
ノンバンクは実は銀行からお金を借りて融資を行っているのです。
なのでどうしても融資額が制限されてしまいます。
もしもあなたの会社が1,000万円以上の資金調達をしたいのであればノンバンク系ビジネスローンはおすすめできません。
デメリット3つ目~高金利である~
ビジネスローンの返済に大きく関わってしまうのが金利です。
金利が高ければ高いほど、負担は大きくなってしまうもの。
しかしノンバンク系ビジネスローンは極めて金利が高いのです。
年10.0%を超えてしまうこともしばしばあり、高い場合には年18.0%にもなってしまいます。
金利の返済だけでも大きな負担になる可能性が高いです。
金利が高いのはノンバンクの資金調達法に関わってきます。
前述したように彼らは銀行から資金調達しているんですね。
よって彼らも返済しなければなりません。
銀行から借りたお金には金利も発生しているので、その金利以上に設定しなければ儲けはありません。
よってノンバンクのビジネスローンの金利は高くなってしまうのです。