ファクタリング 2024.12.09

ファクタリングを超わかりやすく解説します

ファクタリングとは

ーーファクタリングって調べても言葉が難しくてよくわからない
ーーもっとわかりやすい説明が欲しい

本記事ではファクタリングについて実際の例を用いて解説していきます。
「ファクタリングを検討しているけど、よくわからない・・・」
という方は是非最後までご覧頂き、資金繰りにお役立てください。

ファクタリング は日本語で説明すると売掛金の買取です。
売掛金が何かわからない場合は下の項目をご覧ください。

では、もっとわかりやすくファクタリングを説明します。
売掛金には支払い期日があります。日本の場合、末締めの翌月末払いが多いように思えます。
末締めの翌月末払いというと、4月に完了させた仕事を4月末で締めて5月末に売掛金が支払われます。
4月に仕事を終わらせたのに入金は5月末というのが末締めの翌月末払いです。
ファクタリングとはこの5月末入金の売掛金をファクタリング会社が買取り、本来の入金日前に現金化してくれるサービスです。
実質、手数料はかかりますが入金が30日程度早まります。

もっともっとわかりやすく説明します。
次は例を挙げて説明します。

東京で建設業を営んでいるAさんは、急なトラブルで急遽300万円が必要になりました。
ですが、資金繰りがうまくいっていなかったため、運転資金からの捻出は不可能。
まず、銀行やノンバンクに掛け合いましたが時間がかかりとても間に合いません。
社長はぼそっと言うのです。
「来月末になれば500万円、元請けから入金されるのになー」
そう、ファクタリング とはその500万円を入金日前に現金化出来るサービスのことです。

ファクタリングを一言でいうと、、、
色々考えてみました。

・売掛金の買取
・売掛金の現金化
・今月末の入金が今現金化出来る
・入金日前に現金化出来るサービス

皆さんはどれがしっくりきましたか?
まだ、ファクタリングは何なのか分からない方はいないと思います。

今、資金繰りに困っており、売掛金があるならファクタリングをご検討ください。
銀行融資やビジネスローンと比べると比較的簡単に資金を調達することが出来ます。

事例から学ぶファクタリング

東京で印刷業を営むA社長
3月だけ売上が悪かったため、4月末支払いの給料と業者さんへの支払いができない状態です。
5月は4月の売上がよく、入金が4月の倍以上入ってきます。
ですが、会社を存続するためにも、従業員の給料や業者さんへのお支払いをしなくてはいけません。
給料が遅れれば従業員が辞めてしますリスクが高まりますし、業者さんへの支払いが遅れれば次回以降取引してくれなくなってしまいます。
そこでA社長はファクタリングを利用して、5月末の売掛金500万円を現金化して給料と業者への支払いを行いました。
A社長はファクタリングがあったからこそ、会社を存続することができました。

売掛金とは?

自社から見た場合、自社が仕事をして、その対価として報酬をもらう企業が売掛先です。
対価としてもらう報酬のことを売掛金といいます。
逆に、自社から仕事を発注し、その仕事の対価として自社から報酬を払う企業を買掛先といいます。その報酬を買掛金といいます。

何度も言います。
ファクタリングとは、売掛金をファクタリング会社が買取り現金化するサービスです。

ファクタリングは経済産業省も勧めている資金調達方法のひとつです。資金調達方法には大きく分けて、日本政策金融公庫、銀行融資、クラウドファンディング、ファクタリングがあります。ファクタリングは近年需要がたかまっている資金調達方法ですが、大きな特徴は融資ではないため負債が増えないこと、最短即日で入金が可能なことです。融資に比べて手数料は高いですが、審査も柔軟で銀行融資に落ちてしまった方や資金調達に時間をかけたくない方には最適な資金調達方法と言えます。ファクタリングの仕組みは、売掛金(売掛債権)をファクタリング会社に売却して、手数料を引いた現金が手元に残ります。 そのため、上記に挙げた実例のように、一時的な資金繰りが出来ます。
この機会に資金繰りに悩まれている方はファクタリングにチャレンジしてみてください。国からも推奨されている資金調達方法ですので、しっかりと理解して活用することで経営に役立つでしょう。

次回はファクタリング のメリット、デメリットについて詳しく書いていきたいと思います。

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