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ファクタリング 2019.07.08

なぜ診療報酬ファクタリングはリスクが低いのか

現在、医療機関の経営は苦難に立たされ、地方都市では閉鎖する病院や診療所が増加し、都市部では救急医療や産科・小児科が不足しているのはご存知かと思います。
これは、診療報酬を抑制する圧力もありますが、診療報酬の3割は患者から即日受取ることができますが、残りの7割は国保(国民健康保険団体連合会)や社保(社会保険診療報酬支払基金)にレセプトを提出してから、医療機関への支払いまで最大3ヶ月もかかるという診療報酬制度が、医療機関の資金悪化を生み出す原因ではないでしょうか。
このような資金悪化を生み出さないためにも、医療機関が利用できるファクタリングが診療報酬ファクタリングです。この診療報酬ファクタリングについて、リスクが低いと言われている理由を解説していきましょう。

診療報酬ファクタリングとは

診療報酬ファクタリングとは、国保や社保へ提出するレセプト(診療報酬債権)をファクタリング会社へ売却することにより、早期に現金化することができる資金調達方法です。
レセプトは、被保険者毎に月単位で作成され、翌月5日または10日に国保や社保へ提出します。その後、国保や社保にてレセプト審査を行い、医療機関へ支払いとなります。
医療機関への支払いまでの間に人件費や薬品代、医療機器・機材費等の運転資金が必要になります。そのような運転資金を補填するためにも診療報酬ファクタリングの活用は有効であると言えるでしょう。

リスクが低い理由① 売掛先が国の機関である

ファクタリングの場合、ファクタリング利用者よりも売掛先の信用度により、審査結果が異なります。売掛先の信用度が低ければ、貸し倒れリスクも高くなることから、ファクタリングを断られたり、高額な手数料を取られることもあります。
しかしながら、診療報酬ファクタリングの場合において、売掛先は国保や社保等の国の機関であるため、倒産することも貸し倒れリスクもないことから、このレセプトは、ファクタリング会社としては未回収のリスクが少ない優良債権だといえます。

リスクが低い理由② 売掛先からの信用低下がない

診療報酬ファクタリングの場合、ファクタリング契約を締結後、ファクタリングを利用する医療機関から国保や社保へ債権譲渡通知を送付します。
通常のファクタリングであれば、売掛先にファクタリングを利用していることが知られてしまうと信用低下になることから3社間ファクタリングではなく、2社間ファクタリングを利用することもあるのですが、診療報酬ファクタリングの場合は、売掛先が国の機関であり、また国がファクタリング利用を推奨しているため、診療報酬ファクタリングを利用したことで信用低下となる心配はありません。

診療報酬ファクタリングは、売掛先が国の機関であることから、ファクタリングを利用する医療機関にとっても、ファクタリング会社にとっても、リスクが低いファクタリングであるといえます。
この診療報酬ファクタリングを利用することにより、資金繰りの改善を行うことができるメリットもある一方、提出したレセプト分の全額を受取ることができるわけではなく、手数料分が目減りしてしまうことや、一度ファクタリングを導入してしまうとなかなか抜け出すことができない等というデメリットもあるようです。そのため、診療報酬ファクタリングを利用する場合には、今後の資金計画を検討して判断するようにしましょう。