ファクタリング 2024.08.27

ファクタリングの種類~買取ファクタリング編~

本記事では、買取ファクタリングである2社間ファクタリングと3社間ファクタリングについて解説します。
・ファクタリングを検討中だけど2社間ファクタリングと3社間ファクタリングどちらを使ったら良いの?
・現在の状況に最適なファクタリングが知りたい!
・銀行融資との違いってなに?
このような疑問をお持ちの方は是非最後までご覧ください。利用者様にとって最適な資金調達方法がわかり、経営の手助けに繋がるでしょう。

買取ファクタリングとは、企業が売掛金を早期に現金化したい場合に使われるファクタリングのことです。
この買取ファクタリングには2社間と3社間に分かれており、一般的には3社間ファクタリングが知られています。
さらにファクタリングには買取ファクタリングのほかにも一括ファクタリング、保証型ファクタリング、診療報酬ファクタリングなど種類がありますが、利用者のほとんどが「買取ファクタリング」を選択しております。
今回は2社間ファクタリングと3社間ファクタリング、この2つの違いについてお話していきましょう!!!

2社間ファクタリング

2社間ファクタリングとは、「ファクタリング会社」と「利用者様」の2社のみで行われる契約のことです。
この2社間ファクタリングでは売掛先の企業に知られることなくファクタリングが利用できるというメリットがあります。
売掛先に信用不安などのイメージがもたれてしまう心配がなく早期資金化できるため、主に中小企業で活用されています。
しかし、3社間ファクタリングに比べて手数料が高いというデメリットもあります。

《2社間ファクタリングの流れ》

売掛先と取引により、売掛金が発生(お客様 ← 売掛先)

ファクタリング会社に売掛金を売却(お客様 → ファクタリング会社)

売掛先の信用にて割り引かれる買取額を入金(ファクタリング会社 → お客様)

売掛先から支払期日に売掛金の支払い(売掛先 → お客様)

売掛金の売却額の支払い(お客様 → ファクタリング会社)

履行による債権の破滅

3社間ファクタリング

3社間ファクタリングとは、ファクタリング契約の主体が「ファクタリング会社」と「利用者様」と「売掛先(取引先)の企業」の3社で行われる売掛金の早期資金化による資金調達法です。
2社間ファクタリングとは違い、売掛先の同意が必要なため、ファクタリング会社が売掛先へ直接支払いの請求をできることが特徴であり、利用者は売掛金の請求などの管理業務の負担が軽減されるメリットがあります。
また、2社間ファクタリングと比べ、手数料が低いことから主に大企業のお客様が多く利用しています。

《3社間ファクタリングの流れ》

売掛先と取引により、売掛金が発生(お客様 ← 売掛先)

ファクタリング会社に売掛債権買取代金の引き渡し(お客様 → ファクタリング会社)

債権譲渡の通知又は承諾(お客様 → 売掛先)

売掛先から支払期日に売掛金の支払い(売掛先 → ファクタリング会社)

今後の取引に悪影響が出てしまうリスクがあるので「支払企業の承諾を得る」際には慎重に行う必要があります。

以上買取ファクタリングの2社間、3社間について解説しました。それぞれの特徴についてご理解頂けたでしょうか?
2社間ファクタリングのメリットは大きく分けると
・売掛先に知られずに資金調達できる
・スピーディに資金調達ができる
デメリットは手数料が2社間ファクタリングに比べて高いことです。
3社間ファクタリングのメリットは大きく分けると
・二重譲渡や架空債権の心配なし
・手数料が安い
デメリットは2社間ファクタリングよりも資金調達までの期日がかかることと売掛先の承諾が必要なことです。
どちらの方法が最適かよくご検討の上でファクタリングサービスを活用してみてください。

買取ファクタリングは最も利用率の高いファクタリング方法ですので覚えておいて損はないでしょう。

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