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資金調達 2020.02.07

ネット銀行からの融資は決して簡単ではない

ネット銀行の多くは、口座開設における「審査の速さ」、さらには「預金金利の高さ」や「手数料の安さ」といった利便性が特徴的です。しかしながらこれは個人口座や個人向けのカードローンの場合であって、法人口座さらには法人向けの融資などの資金調達の面では、便利とは言い難いのが現状なのです。それでは個人でネット銀行と比較してどのような違いがあるのでしょうか。口座開設、融資といったそれぞれの側面から見ていきましょう。

ネット銀行とは

ネット銀行(ネットバンク)とは、インターネット型の「銀行取引」のみを行う金融機関です。つまり店舗などを持たずインターネット取引をメインにしている銀行なのです。店舗などを持たない分だけ、銀行の店舗運営費用がかからず、金利やコンビニ等のATM利用など利便性の面で、利用者に優位なサービスを提供するビジネスモデルを取っています。
また審査などの面でも店舗を訪れる必要はなく、Webと郵送での書類の送付で完結することができるのです。そのような意味ではメガバンクや地方銀行、信用金庫などと比べて利便性が高いと言えるでしょう。また原則として24時間365日、年中無休で振込や決済に対応していることも特徴です。これにより銀行振込のタイムラグがほぼなく資金決済ができるので、残高不足で資金決済できないようなこともないのです。
また振込手数料も安く設定されていることも多いので、支払手数料の節約にもなるのです。

ネット銀行の法人口座開設は簡単か?

ネット銀行の個人口座の場合、店舗に行く必要もなく比較的に簡単に口座開設ができますが、法人口座の場合はメガバンクなどの市中銀行とほぼ同じ程度、2週間以上かかることもあります。また口座開設にかかる審査もメガバンクなどと同様に慎重に行われます。さらにいえば、店舗などで対面にて面談することはなく書類だけで審査されるため、口座開設を申し込んだ企業自身の思いやポリシーなどの定性的な内容は一切入る余地はないと言ってもいいでしょう。以前、ネット銀行は口座開設がしやすいとも考えられていたようですが、不正な資金での利用が多かったこともあり、マネーロンダリングの観点で金融庁から重点的に指導が入る傾向にあるようです。このため新規口座開設時にメガバンクで口座開設はできたもののネット銀行では審査が通らなかったというケースもあるのです。

ネット銀行から融資は受けられるのか

ネット銀行でも融資制度があります。しかしながら融資限度額が低めであり、少し金利も高めのようです。また、どちらかといえばビジネスカードローンのような商品が中心と考えても良いでしょう。またネット銀行といっても通常の融資のように、
1 ローンの申込
2 ローン審査の実施
3 結果の通知
4 契約
5 融資実行
という流れを取るため、融資が実行されるまで2週間以上の期間がかかるため急な資金調達には不向きと言えるでしょう。このような緊急な資金調達には他の銀行と同じように不向きと言えるでしょう。
ですからネット銀行での資金調達を行う場合には、合わせてファクタリングやノンバンクの利用も検討すべきでしょう。

ネットバンクは、銀行を訪れる必要もなく、振込のタイミングや手数料の面でメリットがあるのは事実です。しかし融資という面ではメガバンクなどと比べてデメリットもあるのです。用途に合わせてメガバンクなどの市中銀行とネットバンクを使い分けることが望ましいといえるでしょう。