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資金調達 2020.02.07

フィンテック時代の新しい資金調達方法とは?

先進的なICT(情報通信技術)企業の集積地である米国シリコンバレーにおいては、「テクノロジー」を活用して、金融サービスの分野でも革命的な新サービスを次々と産み出しています。また日本では2015年頃から「フィンテック」の用語が使われるようになっており、2017年頃には「仮想通貨ブーム」などの流れもあって、フィンテックの知識が専門家や金融関係者に留まらず、個人投資家にまで広く知られるようになりました。そして企業の資金調達でも従来の銀行融資などだけではなく、フィンテックを使った新たな資金調達方法が現れてきたのです。では具体的にどのようなものがあるか、最近話題となった6つのサービスを見ていくことにしましょう。

LetterPot(レターポット)

LetterPot(レターポット)は、キングコング西野亮廣氏のアイデアから生まれた「新たな仮想通貨サービス」です。レターポットでは、支援したい人にお金だけでなく「メッセージ」を乗せて送ることができます。LetterPotでは、1文字5円で文字を買い他のユーザーに「Letter」と呼ばれるメッセージを送るのです。Letterを送るには、クレジットカードでLetterを購入する必要があるのですが、第三者からレターを受け取った場合にもLetterPotのやり取りに必要なレターを貯めることができるのです。そしてLetterPotでは、信頼関係によって『お金+メッセージ』のやり取りでき、LetterPotで信頼関係を築いたユーザーは、次なるステップとしてpolca(ポルカ)などの「フレンドファンディング」のサービスを通じて、資金調達をすることができるのです。

olca(ポルカ)

polca(ポルカ)は、身近な友達や知り合い同士で利用できる『フレンドファンディング』というアプリサービスです。polca(ポルカ)を運営するのは、クラウドファンディングでは有名なCAMPFIRE(キャンプファイヤー)です。クラウドファンディングが「ネット上に存在する不特定多数の相手」から、出資を募る方法ですが、この「フレンドファンディング」は友人や知り合い、さらにはSNSでコミュニケーションしている相手から資金を集めることができる仕組みなのです。

VALU(バリュー)

VALU(バリュー)は、ユーザーが疑似株式を発行できるサービスです。その疑似株式の購入には、仮想通貨であるビットコインが使用されます。さらにVALUは「ファンとインフルエンサーをつなぐ」ユニークなサービスとなっており、出資したインフルエンサーとの交流やビットコインを介していることから大きな資金調達も可能となるのです。

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)は、日本最大のクラウドファンディングサービスです。CAMPFIREを運営する株式会社キャンプファイヤーの代表はカリスマ事業家である家入一真氏であったこともあってサービス開始当初から話題となり、国内のクラウドファンディングでは圧倒的な知名度を誇っています。

Makuake(マクアケ)

Makuake(マクアケ)は、Amebaブログでおなじみサイバーエージェントのグループ会社が運営するクラウドファンディングサービスです。Makuakeでは、既に多くのプロジェクトが資金調達に成功を収めています。例えば、商品開発の分野では最高1億2,800万円の資金を集めた企画のほか、5,000万円以上の資金調達に成功したプロジェクトも多く存在します。

OLTA(オルタ)

OLTA(オルタ)は完全Web完結型のファクタリングサービスです。これまでファクタリングを行う場合は、ファクタリング業者の事務所に行くなど手間がかかることが一般的でしたが、このサービスではAI(人工知能)など最新のテクノロジーを利用して迅速な審査対応や少額の債権買い取りなども実現しています。

フィンテックが普及することにより、資金調達の方法も飛躍的に発展しています。特に仮想通貨の登場は「金融の仕組み」を変える大きな出来事といってもいいでしょう。
また、SNSの発達も金融の世界を大きく変えています。今後、このような金融分野でのテクノロジー活用により、クレジットカード審査やローン審査など手間が掛かる手続きは一切無くなり、Web上の信用情報なども活用して資金調達を迅速に行えるようになるでしょう。